今日は友人と、その息子の3人で日曜大工した。年内の仕事もお互い一段落し、予てより約束していた彼のご子息のベッドを、片付いた工場で造作したのだ。2週前くらいに簡単でかつ丈夫で見栄えする安価な材料について相談を受けていた私は前歴を思い出し2×4材を薦めていたので、材料は昨日までに友人の手で、着々と工場に運ばれていた。工作の役割分担は、私が材料の切り出しと墨付け、友人が組み立て、彼の息子が塗装。という風に自然と製作が始まった。で、色々な雑談を交えた工作中に「いの一番」という言葉が出てくるわけだが話のくだりはこうである。
私「いの一番」という言葉の由来知ってる? 友人「?」 (ベッドの柱と開き止めの横引きのジョイントに方向と向きが解るように1、2、3とマジックで印をつけていたのでこの話になった。) 私「由来は大工の建て方の順番を表した「番付け」から来ているんだ」 番付けの説明を聞いて友人。「ああ納得」
さて、大工の番付けとはいったい何なのか少し触れておこう。木造建築において柱と梁を組み付けるなどする時、組み立てる順位が造作の構造の都合で必ずできる。柱等に記号をつけて後でどれから先に組み付ければよいか、解る様にすることを「番付け」というのだが、その記号にはルールがある。例えば柱の通り方向に早く建てる順に い ろ は に 列方向に 1 2 3 4 という風に「かな」と「数字」を組み合わせた記号をつけていくことで、柱の仕込み加工をした人と建てる人が違っても記号順に組み付ければ大丈夫なようにしてあるのだ。だから「いの一番」は「い1」なので、真っ先に一番に建てる柱の印で、転じて一番最初にやらなければいけない物事全般の事を言うようになったとされている。![]()
そんなことを言っているうちに塗装が仕上がったようである。さあトラックに積んで彼の家で、組み立てだ。いの一番から順調に組み立ててご子息を満足させなけければ。
自分たちで手作りした達成感はどうでしたか?満足してくれたようである。

